タイワンクマガイソウ 台湾熊谷草、学名:Cypripedium formosanum
タイワンクマガイソウ と 日本固有種のクマガイソウの違いの一つは、地下茎の深さです。タイワンクマガイソウの方が地下茎が浅いことから、生育栽培が比較的容易と言われますが、遮光が必要で、直射日光は厳禁です。
SDGS タイワンクマガイソウ 株数の持続可能
露地栽培(自然生育)の場合、春の1株が晩秋には2株の芽を地下茎に付けます。
鉢植えレンタル販売の場合は、春の花芽は、鉢に植わったまま返送していただき、到着後、露地へ移植しますので、晩秋には2株の芽を地下茎に付けます。したがって、露地栽培(自然生育)と同様に子孫を増やすことが可能になります。
タイワンクマガイソウ露地栽培
お購入された方へ露地栽培をお勧めします。露地への移植のタイミングは2回あります。
① 花の鑑賞が終わった時点で、できるだけ鉢の土を付けた状態で移植する。レンタル販売の返却いただいたタイワンクマガイソウはこちらです。
② 晩秋に株を掘り起こし、移植する。(下記マニュアル参考に)
タイワンクマガイソウ 露地栽培 重要点は3項目です(参考までに)
① 75%の遮光 クマガイソウは日光を嫌います。自生地においても、周囲の樹木の伐採により日当たりが良くなり絶滅した例があります。木陰では、60~70%を推奨いたします。
② 土作りは、腐葉土を基本とします。
③ 肥料は厳禁です。
(注)下記マニュアルは、タイワンクマガイソウの株分け販売をしております、神奈川県の府川園芸(親族)作成のものです。